■「日本聖殿」という名前 (2022年1月更新)


2019年11月26日キャプチャー

2016年に日本の江利川安江会長(以下「江会長」)の組織が、本名を「日本サンクチュアリ教会」から「日本サンクチュアリ協会」に変えると↑発表した。つまり、日本のその組織名の呼称歴史は次のようになる。

・2015年3月江会長の任命時
組織を指す名前はない。構成員もわずかなので、組織とは言えないので組織名は必要なかった。ただし、江会長個人は、「江利川總會長」と呼ばれていた。

2015年4月から8月は日本の組織は名称無し

江会長は、2015年3月にサンクチュアリの会長に任命された後に、2015年の4月に、「家庭連合に戻ったら、日本の勝共連合で太田氏との共同会長にしてあげる」と韓オモニに言われて、勝共連合会長に就任。しかし、実際は太田氏の下の副会長であった。

江会長が勝共連合を辞めるまでその亨進派の日本組織の団体名称はない。代わりに「亨進様の教会」と呼ぶ。

この期間、つまり江会長が勝共にいた期間、韓国では、李相烈(イサンヨル)会長がソウルで九老(クロ)聖殿を(2015年5月)開所し、実質、「韓国聖殿(二代王が呼ばれる呼称)」として活動を開始した。フジオはこの時、日本の組織はもしかしたら、「日本聖殿」と呼ぶのが正しいんじゃないかと予想した。

・2015年9月、江会長が、勝共を脱会し、「日本サンクチュアリ教会」を組織する。

・2015年11月、江会長が、「日本サンクチュアリ協会」に呼称変更。

・2016年、江会長が、「救命ボート」という支部名を発表。

2018年、李相烈会長は韓国の組織を、「聖殿」と「訓讀所」に分けて報告したが、江会長は、「救命ボート」の数を聖殿の数として公式に報告された。

・2019年、「救命ボート」という「日本サンクチュアリ教会」の下部組織に、本部の会計上の不明瞭さと、江会長の中央集権に不満を持つ食口が増えて、「救命ボート」を解消。各救命ボート支部は、「○○教会」に名称変更。(一部、「○○聖殿」という呼称もあり)

つまり、2016年から2019年、江会長のその団体は、「日本サンクチュアリ教会」が本名だった。

しかし、2019年、日本サンクチュアリ協会では、その本名を略称にして、一番上の画像の通り、「世界平和統一聖殿 日本支部」になった。やはり、本命に「サンクチュアリ」というカタカナが入ったら、正式名称としておかしいと思われたようだ。二代王も「日本サンクチュアリ」とは呼んで下さらないし。

ところで、「世界平和統一聖殿日本本部」を正式名称にしたら、略称は、「日本聖殿」かもしれない。二代王は日本を呼ぶ時には、「日本聖殿」としか言われない。

2015年には「日本聖殿」は不思議な言葉だと思われていたが、数年後の今になって多くの人がその呼称「日本聖殿」が自然じゃないか…と思っている人が多いんじゃないだろうか?ある方は私に対して、「日本聖殿を名乗るとは失礼だ」という方さえ出て来たし、ある聖殿会長は、佐藤顕会長に、「佐藤さんが中心になって日本聖殿を立ち上げて下さい」という者が出て来た。

繰り返します。二代王は日本のその組織を呼ぶ時には、「日本聖殿」としか言われない。

しかし、日本の組織はその言葉を使いづらい。なぜ?おそらく、このブログが「日本聖殿」の名称を2015年から使って、翻訳組織として「日本聖殿」が活動しているから。

さっきの「失礼だ」と言った人は、「自分達が『日本聖殿』なのに、フジオが先に『日本聖殿』を名乗るとは失礼だ」という意味だろう。そういうふうに誰かがフジオに言ってきたら、私は、「誰もこの正当性を表す素敵な名前を設立当時から無視して来たあなた達が使わないなら私(フジオ)が使います」と実際に当時の日本組織の責任者達に言っていたし、今もそれを言う。

ただし、フジオがそれを浦川さんに言った時が2015年で、江会長は当時、家庭連合にいたし、その「失礼だ」と言った人もおそらく家庭連合所属だったから、今になっては「失礼だ」と一人でつぶやくしかないだろう。

浦川さんは2015年、日本組織の名称は何がいいと思うかとフジオに聞いて来たので、フジオは、「それは絶対、『日本聖殿』とするべき」と言った。その2015年当時の日本組織の責任者は数人いたけど、その中の誰かが、「日本聖殿というのは韓国っぽいから嫌だ」と言ったと浦川さんからのメールが来た。そして、彼らは「サンクチャリー」を自ら選択してしまった。英語名がかっこいいんだと思ったんかな?

フジオは「サンクチャリー」は変だ。英語圏の人に向かって日本人が「さんくちゅありー」と言ってもちんぷんかんぷんだ…というのがその理由だ。そうして、私は「日本の新組織は『日本聖殿』を名乗るべき」と私が浦川さん(達)に数回メ-ルを送った。

ところで、普通、日本人にはその英語名称「Sanctuary」の発音は出来ない。(フジオはその発音が出来る)。日本人が英語圏の人達に「サンクチャリ-」と言うたびに、英語圏の彼らから、そして韓国人からも嘲(あざけ)り笑われているのが日本人達は分からない。アボニムは日本人が「マクドナルト」と言うと、無数に嘲り笑われた。アボニムは神山隊長に「『ニュ-ジャ-ジ-』と言ってみなさい」と言われて、韓オモニとその場にいた韓国人達を笑わせた。神山隊長の「ニュ-ジャ-ジ-」は長い訓讀會における余興(よきょう)であった。

さて、江会長は2015年の秋にその浦川さんたちの「サンクチュアリー」の組織を引き継いだので、江会長組織に「サンクチュアリー」を使う事になった。(江会長に組織を奪われたという人もいる)。

今になって、浦川さんは、外国語の日本式発音である「サンクチュアリー」を捨て漢字名を使っている。江会長の組織も、それ(サンクチュアリー)を略称とした。浦川さんは、一時期、「日本国聖殿」と自称した事もあり、「僕はやっぱり『日本聖殿』使いたいなあ」という気持ちがあるようだ。それは江会長組織も同じだろう、だから、「フジオが日本聖殿を名乗るとは失礼だ」という言葉が出てくるんだろう。

ところで、私(キムフジオ」)は2015年から李相烈会長には、「韓国協会」はおかしい、「韓国聖殿」にすべきだと何度も主張して来た。しかし、「協会(ヒョッペー)」の名前を使ってしまい、それを事実上正式名称にしてしまっている。韓国聖殿が、「韓国協会」に固執する理由は、韓国のその組織の長老たちが、家庭聯合時代の未練か家庭聯合への対抗意識からなのだろう。

二代王は韓国の組織を「ヒョッペー」とは一度も言われた事はないし、たぶん二代王は家庭聯合への対抗意識丸出しの「ヒョッペー」という言葉はお嫌いだろう。彼ら韓國食口達もやはりフジオに対して、「フジオの個人ブログに韓國聖殿を使ってほしくないなあ」と思っているかもしれない。(フジオの個人ブログには「日本聖殿」「韓國聖殿」「世界聖殿」などがあります)

追記:

2019年秋、韓国で新しい組織(最終的には「銅雀(동작・ドンジャク)聖殿」という教会)ができたと聞いていて、私はそれが何が原因か知らないし、関心はまったくありません。そして、私は2019年に出来た劉正玉(유정옥・ユージョンオク)会長を中心にしたというその独立した組織よりも、2015年3月から私の家を訪ねて家庭礼拝をして下さり今までお世話になった李相烈(イサンヨル)会長のソウル聖殿を続けて応援します。