文集オンライン「ローマの滅亡とともに、上水道は大部分が破壊」2021年7月

 

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「トイレも風呂も消え、道路や広場は糞便で汚れ放題…」衛生観念が無視された街で広がったハイヒール、スカート、香水の意外な“共通点”



文春オンライン

ハイヒール・スカート・香水

“エチケット”の語源?

コレラ流行は何が原因なのか?

水道を供給する会社によって、コレラによる死亡率が異なる

伝染病が上下水道を発達させた

ニホンオオカミが絶滅した一因である憑き物落とし


クジラにのみ込まれたロブスター漁師、驚きの体験

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クジラにのみ込まれたロブスター漁師、驚きの体験を語る 米

2021年6月12日 15:57 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]

クジラにのみ込まれたロブスター漁師、驚きの体験を語る 米

ザトウクジラの口にくわえられるアシカ

【6月12日 AFP】米国で11日、ザトウクジラにのみ込まれたものの生還したロブスター漁師が、その驚くべき体験を語った。

 危機一髪の生還を果たしたのはマイケル・パッカード(Michael Packard)さん。その数時間後、「閉じたクジラの口の中に30~40秒ほど入っていた。クジラは水面に上がり、私を吐き出した」とフェイスブック(Facebook)に書き込んだ。「ザトウクジラが私を食べようとした」 「ひどくけがをしたが、骨は折れていない」

 パッカードさんが地元紙ケープコッド・タイムズ(Cape Cod Times)に語ったところによると、マサチューセッツ州の沿岸で海に潜ってロブスターを捕っていた時、大きな口のクジラに遭遇した。

「突然、強く押された感じがした。次の瞬間には真っ暗闇の中にいた」と、退院後にパッカードさんは語った。

 クジラは体長10メートルほど。当初パッカードさんはサメに襲われたと思ったが、歯がなかったことと、自分の体に一目で分かるような傷を受けなかったことから、サメではないと思い直した。

 パッカードさんがもがき始めると、「光が見え、クジラが頭を左右に振りはじめた。次の瞬間、私は外(水中)に出ていた」という。

 同紙によると、パッカードさんの仕事仲間、ジョサイア・メイヨー(Josiah Mayo)さんが、「クジラが上がって来て爆発のような水しぶきが上がり、パッカードさんが吐き出された」のを見たという。

 同紙には、メイヨーさんが語った内容を裏付ける証言は載っていないが、マサチューセッツ州プロビンスタウン(Provincetown)の沿岸研究センター(Center for Coastal Studies)でザトウクジラ研究のディレクターを務めるジューク・ロビンス(Jooke Robbins)氏は、この話を疑うべき理由はないと語る。

 ロビンス氏は、「ほら話ではないと思う。今回の出来事に関係した人たちは私の知人で(中略)私にはこの人たちが話す内容は事実だと信じるあらゆる理由がある」と話し、「クジラが獲物を捕る時は(中略)前に突進して口を開け、魚と水を一気にのみ込む」と説明。クジラは口は大きいが喉が狭いので、人間をのみ込むことはできないだろうと指摘した。

 ロビンス氏は、今回の一件は細かい点にまだ明らかになっていないこともあるが、一つだけはっきりしていることがあると言う。「十分に注意することが重要だ。そして、クジラを見たらしっかりと距離を保つこと。クジラに十分なスペースを与えることが非常に重要だ」 

クリスチャンが待ち焦がれたメシヤとは韓鶴子

☠早稲田聖殿ブログからの無断転載記事 

http://shimpankaihiproject.blog.fc2.com/blog-entry-378.html

審判回避プロジェクト



371残念な家庭連合の新体制/クリスチャンが待ち焦がれたメシヤとは韓鶴子ですか?!


 目次
(1)残念な新体制
(2)天寶家庭の嘘
(3)似てない孤独の重圧
(4)強制労働の嘘
(5)侍墓(シミョ)の嘘
(6)間違ったことも受け入れよ
(7)クリスチャンが待ち焦がれたメシヤ
(8)方相逸を制裁するべき
(9)太鼓持ちの趙誠一
(10)女メシヤという思い込み
(11)正しい道に戻るとき

***

(1)残念な新体制

■昨年10月、私は第2回鉄杖祝祭参加のために米国ペンシルベニアに行きましたが、その時に家庭連合会長が田中富広に替わったことを耳にしました。また、神日本大陸会長が方相逸(バン・サンイル)ということでした。

田中富広

■帰国して「世界家庭」を見ると、徳野英治は天議苑苑長、趙誠一(チョウ・ソンイル)が企画調整室長、堀正一(まさいち)がアジア大陸の海洋圏会長、鄭泰奭(チョン・テソク)が第6地区(台湾)会長(地区長を地区会長と呼ぶようになった)、竹内啓晃(ひろあき)が神日本大陸副会長という人事でした。

方相逸

■田中富広は私が山手線で長時間の特別インタビューを行い、韓鶴子は無原罪の生まれなのかを何度問いかけても答えず、可哀想な姿を晒しました。この人物が日本の会長に出世したと聞き、残念に思いました。


■方相逸は、2018年3月17日、日本サンクチュアリの本体論修錬会が御殿場で開催されたとき、劉正玉先生を訪ねて来ました。その帰り際に私から韓鶴子は無原罪の生まれなのかを聞かれて、「ばかやろ」を連発する品性のない姿を晒しました。


■この時、方相逸に同行していた若い韓国人の男が、第6地区会長に出世した鄭泰奭です。韓国人はすぐに力尽くで向かって来るのですが、この時、私のカメラを奪おうとしました。そして、2019年10月27日、私の自宅前に押し掛けた4人のうち、名前の分からなかった韓国人がこの鄭泰奭でした。この時は私の姉からカメラを奪おうとしました。

チョンテソク

■趙誠一は企画調整室室長になりました。2019年10月6日の名古屋大会では、警官に食ってかかる粗暴な姿がカメラに収められています。


■このように家庭連合の新体制は方相逸、趙誠一、鄭泰奭という粗暴粗野な韓国人に、田中富広という頼りない日本人が支配された、とても残念な構図になっています。

自宅騒動チョンテソク

(2)天寶家庭の嘘

■「世界家庭」2021年11月号に、方相逸就任の挨拶が掲載されています。韓鶴子の夢を見たという話から始め、それは伝道を意味する夢であったと語りました。そして、その夢の数日後に行われた祝勝会で韓鶴子自身が伝道を強調したので、それは偶然の夢ではなかったとして、伝道の重要性を訴えていました。

趙誠一

□方相逸:第三は、伝道です。これはいくら強調してもしすぎることはありません。真の父母様は数限りなく伝道の重要性を語ってこられました。伝道は、私たち自らが闘い、勝利しなければならない宿命的責任です。日本社会は、高齢化や若者が宗教に関心がないなど、一見すると伝道が難しい環境にあるかも知れません。しかし、霊界を動員し、真の父母様のみ言を伝搬していくならば、必ず良い結果がもたらされるはずです。(「世界家庭」2020.11/P.25)


■私は方相逸のこの言葉に全く異論はありません。いつでも伝道は大切なことです。私が問題にしたいのは、方相逸のこの言葉と、家庭連合が592の天寶入籍勝利家庭が誕生したと発表していることが矛盾しているということです。

昨年10月10日に天宙聖和8周年行事と合わせて天寶式が行われ、全世界で3205の天寶家庭が天寶苑に搭載(登録)されました。天寶式には天寶家庭と呼ばれる夫婦が紫の韓式のガウンを羽織って参加していました。今まで見たことのない紫のガウンが、新たな格式と階級の出現を印象付けました。この3205のうち592が日本の天寶家庭です。

天寶家庭とは縦的430家庭祝福と横的430家庭祝福を完了した家庭のことです。縦的430家庭祝福とは清平における先祖430代の解怨祝福のことですから、これはお金があれば誰でもできます。しかし、横的430家庭祝福となれば、現実に人を伝道し、430カップルを祝福に導かなければなりませんから、容易なことではありません。

その勝利家庭が592家庭あるとのことですから、復帰された人数は592×430=254,560カップルとなり、天寶家庭が伝道しただけでも、日本において約25万カップル、約50万人がいることになります。ですから、伝道は驚異的に進んでいることになります。

天寶家庭

■「世界家庭」2021年11月号の巻頭見開きに天寶入籍式の写真があり、松濤本部礼拝堂に紫の韓式ガウンを着た人達が勢揃いしています。592家庭が横的430家庭の祝福を成し遂げたということであれば、方相逸は日本の伝道は大いに進んでいると喜び、その快挙を称えるべきでしょう。

しかし、方相逸の会長としての第一声で日本の伝道の難しい環境を嘆きながら、それを打開してほしいというお願いをしてます。これはなぜかというならば、新規の伝道および祝福など少しも進んでいないからです。アフリカ人の名簿をお金で買って、430の数字合わせをしているという話も聞きました。紫のガウンを羽織って天寶家庭であると格好をつけてみても、それは実体が伴っていない画餅です。

(3)似てない孤独の重圧

■昨年の10月29日に家庭連合の新体制出発式がありました。ここでの挨拶で方相逸は自分の父親が岩手の炭鉱から逃げ出した話をしました。「岩手から下関(山口県)まで、四か月間かけて逃げたのです」(「世界家庭」2020.12/P.13)とのことです。このエピソードはお父様の自叙伝にも掲載されています。

□文鮮明師自叙伝:彼は日本の統治時代に徴用で連れて行かれ、岩手の炭鉱で強制労働に従事した人でした。仕事がとてもつらく、死を覚悟して炭鉱を脱出した彼は、下関まで数十日かけて歩いていき、釜山行きの船に乗ってようやく故国に戻ってきました。(光言社文庫版P.242)

強制労働

■お父様の自叙伝では「下関まで数十日かけて歩いていき」となっています。どちらが正しいのでしょうか。

父親は「警察に捕まるのではないか」と考えると恐ろしくてたまらず、ひとりで逃亡するときの孤独感は、死の恐怖にも匹敵するものだったそうです。そして方相逸は、韓鶴子がひとりで天の摂理を担う重圧で眠ることもできずに、涙で夜を明かしておられると話をつなげ、韓鶴子がどれ程孤独で寂しい方でしょうかと訴えました。

□方相逸:私の脳裏から離れることができない、父の、「ひとりでいるときがいちばん恐ろしかった」という話を思い返すたびに、真のお母様のお姿が、目の前に浮かんできます。外的には、華麗な天正宮博物館にいらっしゃったとしても、心には、天の摂理を担う重圧と、孤独、寂しさを抱えながら、日々を過ごしていらしゃる真のお母様のことを思うと、心がとても痛みます。(2020.1.29「世界家庭」2020.12/P.13)

■仮に韓鶴子が孤独の立場で摂理の重圧に耐えているとして、それを、警察の影に怯え、ひとりで逃げ続けた父親の場合と同列に扱うのはおかしなことです。もし、方相逸の父親が韓鶴子の前で「警察から逃げた私の苦しみの経験からして、あなた様の孤独の苦しみはよく分かります」などと言おうものなら、韓鶴子は怒るでしょう。

(4)強制労働の嘘

■方相逸は自分の父親は強制労働に従事したと語りました。

□方相逸:父は日本の岩手県で約2年間、炭鉱夫として強制労働に従事し、言葉では言い表せないほどの苦痛に遭いながらも生き残りました。(2020.10.29「世界家庭」2020.12/P.13)

■また、強制連行という言葉も使っています。

□方相逸:以前にお話ししたように、私は強制連行の体験を持つ父のこともあり、個人的には、日本が好きではありませんでした。(2021.1.5「世界家庭」2021.2/P.13)

強制連行

■方相逸の父親のエピソードがお父様の自叙伝に掲載された理由は、日本に対する父親の怨みを、方相逸の日本人妻が何度も頭を下げることで全て解消したということを証するためでした。この日本人妻の名前は藤之原和代といいます。この人も強制労働という言葉を使っています。

□藤之原和代:義父は岩手県の炭鉱で強制労働に従事しました。私が嫁として挨拶に行った時は涙を流し、到底、そこにいることはできないというようすで家の門が閉ざされていました。家に入れない私たちの姿を見て村人達が騒ぎ出したので「恥ずかしいから入りなさい」と言われ、家に入れてもらえました。長男夫妻の助けもあり、義父母に敬拝を捧げることができましたが、義父は情けないやら悔しいやらで、ずっと涙を流していました。(2020.11.29「世界家庭」2021.1/P.27)

■朝鮮人に対する強制労働という言葉が妥当性を持つのは、1944年9月から1945年4月の間に実施された徴用による動員の場合のみです。徴用は終戦の約1年前から始まりました。(徴用でも給与は支払われています)

□李宇衍:徴用で日本に行った朝鮮人は10万人以下だったと推定します。徴用は法律が規定する強制的な動員方法でした。徴用を拒否すれば1年以下の懲役、もしくは100円以下の罰金に処せられました。徴用以前には、1939年から実施された「募集」と、1942年2月から始められた「官斡旋」という方法がありました。募集と官斡旋には法的強制性がありませんでした。朝鮮人が応じなければそれまでのことで、その朝鮮人を処罰することはできませんでした。(「反日種族主義」P.67〜68)

藤之原和代

■方相逸の父親は「岩手県で約2年間」働いたということですから、徴用ではありません。募集もしくは官斡旋の出稼ぎに該当します。藤之原和代は義父がどのような経緯で日本に渡ったのか、説明する必要があります。

藤之原和代は義父に謝罪して怨みを解放したという話で終わるのではなく、また強制労働という言葉で、一方的に日本を悪者にしてしまうのではなく、真実を明らかにし、日本に対しても責任を果たすべきです。

方相逸の父親は岩手から下関まで、数十日もしくは四か月間かけて歩いて逃げました。そして釜山行きの船に乗ることができました。この逃避行がどのようにして可能になったのか、藤之原和代はその詳しい話を義父から聞いていないのでしょうか。

方相逸の父親を助けた日本人はひとりもいなかったのでしょうか。もし助けた日本人がいたのなら、そのことを言わなければ公平を欠くことになります。

(5)侍墓(シミョ)の嘘

■方相逸は新体制出発式で、自分の父親が亡くなったときの侍墓の経験について語りました。葬儀が行われる3日間、子供は寝てはいけないそうです。方相逸が少しでもうとうとすれば、村の長老から恐ろしい剣幕で叱りつけられたそうです。

□方相逸:ですから、私も父の葬儀で3日間、寝ることができませんでした。「死ぬかも知れない」と思うほど大変な思いをしたので、母に「お母さんは絶対に死なないで下さい」と懇切にお願いしたほどです。(2020.10.29「世界家庭」2020.12/P.14)

■そして、韓鶴子が3年間の侍墓生活をしたという話をしました。

□方相逸:真のお母様は3日でも3か月でもない3年間、1095日間、雨が降ろうが、雪風が吹き荒れようが1日も欠かすことなく、朝、昼、夕、1日に3回以上、本郷苑を訪ねて真のお父様に侍り、精誠を捧げるという、驚くべき闘いに勝利されました。(2020.10.29「世界家庭」2020.12/P.14)

■方相逸は3日間寝ることができず死ぬほど辛かったという話をして、韓鶴子の侍墓もそのような基準であったと聞く者に想像させています。しかし、韓鶴子が不眠不休の侍墓生活をした訳ではありません。また、「朝、昼、夕、1日に3回以上、本郷苑を訪ねて真のお父様に侍り」と方相逸は語ってますが、全くの嘘です。

新体制出発式

□韓鶴子自叙伝:私は、夜明けと共に家を出て、京畿道加平郡の天聖山にある夫の墓まで登りました。(中略)山道で足を止め、しゃがんで草花をじっと見つめると、それらはたとえ振り向いてくれる人がいなくても、朝日を一身に浴びながら、非常に美しい姿を見せているのが分かります。(中略)下り道では、野草や松の木に挨拶をします。「自然の友だちよ、明日また会いましょう」(「人類の涙をぬぐう平和の母」P.29〜31)

■これを読むと、韓鶴子が本郷苑を訪ねたのは朝の1回だけだということが分かります。おまけに、韓鶴子は山道を登るのでも何でもなく、エスカレーターで天正宮の裏庭に出るだけの話です。そして「1095日間、雨が降ろうが、雪風が吹き荒れようが1日も欠かすことなく」という方相逸の言葉も、ひどい嘘です。

天宙聖和式から40日目の2012年10月25日に追慕40日礼拝が行われましたが、韓鶴子はこの翌日にラスベガスに向けて出発し、14日間アメリカに滞在しました。2013年10月12日から23日の12日間は日本に滞在し、5か都市において講演したことは、日本食口なら知っていることです。1095日(3年間)のうち、少なくとも228日は海外生活をしています。(→参照No.362)

(6)間違ったことも受け入れよ

■方相逸は昨年11月6日に第3地区の指導者が集まった新体制出発式でのメッセージで、統一教会に導かれた時の話をしました。彼は光州でも1、2を争う、信徒数が千名を超える既成教会に通っていたそうです。そこの牧師はお父様をサタン呼ばわりし、方相逸はその言葉を完全に信じていました。そのような状況下で原理を聞き、劇的に復帰されることになるのですが、この既成教会がなぜ大きく発展したのかという話をしました。

□方相逸:既成教会では、牧師は信徒たちからメシヤのように扱われます。私も牧師を神様のように思ってその言葉を全て受け入れました。批判したことは一度もありません。牧師がこの白い壁を「黒い」と言えば、そのごとく信じるのです。韓国の既成教会では今も、牧師が絶対的な立場に立っています。私は、韓国で既成教会が発展する理由がそこにあるように思います。(2020.11.6「世界家庭」2021.1/P.20)

■そこで、家庭連合ではどうかというならば、説教のあとに食口たちが「きょうの説教はものたりないね」と、こそこそ言って牧会者を批評するのを見たことがあり、これでは教会は絶対に発展しないと語って、以下のように続けました。

□方相逸:ですから牧会者と婦人代表は完全に一つにならなければなりません。もし、牧会者が間違ったことを言ったと思ったとしても、「これには何か理由がある」と受け入れるところから神様の役事が始まるのです。(2020.11.6「世界家庭」2021.1/P.20)

■方相逸は3月14日に長野家庭教会で説教をしましたが、ここでも同じ話をしました。

□方相逸:私は礼拝が終わったあと、食口たち三、四人が集まり、「きょうの説教はよく分からなかったね」と批評するのを何度も見たことがあります。韓国でキリスト教が大きく発展した理由の一つは、信徒達が牧師の言葉に純粋に対応し、その指導のごとく実践したからです。短期間で人口の三分の一がクリスチャンになりました。(2021.3.14「世界家庭」2021.5/P.13)

渾身のパフォーマンス

■韓国の既成教会がどれほど大きく発展したとしても、全てお父様を否定したのであり、何の手本にもなりません。方相逸は、牧会者が間違ったことを語っても、そのごとくに受け入れるべきだと言いましたが、牧会者は間違ったことを語ってはならないと指導するべきです。しかし、人間ですから間違うこともあるでしょう。その場合は、できるだけ早く取り消して、謝罪しなさいと指導するべきです。

方相逸は修錬会に参加して原理に感動し、お父様をメシヤとして受け入れました。その後すぐに教会に行き、その感動を牧師に伝えると、「お前は何を言ってるんだ。ばかやろう」と罵倒されました。そして、統一教会のスパイ呼ばわりされて、数人の副牧師から、門の外に放り出されたそうです。牧師がお父様のことをサタンと言ったその言葉を、最後は方相逸自身も信じませんでした。牧会者が間違ったことを語っているなら、それを信じてはいけないということではないですか。

(7)クリスチャンが待ち焦がれたメシヤ

■2月7日、天正宮と松濤本部をインターネットでつなぎ、ネット中継という形で「神日本第一地区希望前進礼拝」が行われました。これに韓鶴子がオンラインで参加し、方相逸が説教を行いました。何百人かが同時アクセスしていたでしょう。ネット会議をした経験があれば分かりますが、そこに何人参加していようが、発言者と視聴者の間には、一対一の対面で話をしているかのような効果が生じます。

ですからこのとき、方相逸は韓鶴子に対して一対一の対面で話をしているような緊張を強いられたはずです。別の言い方をすれば、自分を日本の総責任者として取り立ててくれた韓鶴子の面前で、一世一代、渾身のパフォーマンスをやり遂げなければならない覚悟を迫られました。


これは公開中継されませんでしたので、私は見ていません。しかしPEACE-TVとUONEニュースに、方相逸が語る短い場面と、それを聞いていた韓鶴子が感動の余り、涙ぐんでいる様子が映っていました。方相逸が韓鶴子を縦横無碍に持ち上げる饒舌とその気迫たるや、大したものであると思いました。さすがの徳野も絶対にかなわないと、こればかりは徳野に代わって、私は完全に脱帽します。

■そして、その気迫もさることながら、方相逸が語った内容も、私を卒倒させるものでした。方相逸は韓鶴子自叙伝の序文の一部を読んだ後、韓鶴子お得意のスピーチをまねて、「天の父母様は4千年の長い歴史をたどりながらイエス様を送って下さいましたが、無知なるユダヤ民族はイエス様を十字架にかけました」と語り、そして以下のように続けました。

□方相逸:それでも、天の父母様は痛みと苦難を耐えられ、再び二千年という長い歳月をかけて蕩減条件を立て、ついに救援摂理の完成者として、救世主、真の父母様をこの地に送って下さいました。しかし、多くのクリスチャンたちはいまだに、天の雲に乗ってこられるメシヤを待ち焦がれています。

聖書の記述を文字どおりに信じ、空に浮かぶ綿雲を眺めているのです。私も幼少の頃からキリスト教を信仰していたのでよく分かります。クリスチャンたちがメシヤを待望する情熱は想像を絶するものがあります。そのメシヤとして来られた方が、今、正に私たちの目の前にいらっしゃる真のお母様なのです。(2021.2.7「世界家庭」2021.4/P.15〜16)

■な、な、な、な、何なんでしょう、これは??!!私はここで5分ばかり絶句したいのですが、このまま続けます。

女メシヤ

(8)方相逸を制裁するべき

□方相逸:それでも、天の父母様は痛みと苦難を耐えられ、再び二千年という長い歳月をかけて蕩減条件を立て、ついに救援摂理の完成者として、救世主、真の父母様をこの地に送って下さいました。
→(私)フムフム、「救世主、真の父母様」とはお父様のことを言ってるよね、その通りだよね。

□方相逸:しかし、多くのクリスチャンたちはいまだに、天の雲に乗ってこられるメシヤを待ち焦がれています。聖書の記述を文字どおりに信じ、空に浮かぶ綿雲を眺めているのです。
→(私)その通りだね。しょうがないよね、クリスチャンたちは。

□方相逸:私も幼少の頃からキリスト教を信仰していたのでよく分かります。クリスチャンたちがメシヤを待望する情熱は想像を絶するものがあります。
→(私)なるほどね。方相逸はクリスチャンだったから、雲を見てメシヤを待ってたんだし、その情熱はものすごく大きかったんだね。

□方相逸:そのメシヤとして来られた方が、今、正に私たちの目の前にいらっしゃる真のお母様なのです。
→(私)ちょ!ちょ!ちょ!ちょ!ちょ!ちょ!ちょ!ちょとお!ちょとお!ちょとお!違うだろ!違うだろ!それは!!違うだろ!それは!!

■やっぱり、5分間、絶句します。

 (間…)

■私は方相逸が自慢していた光州で1、2を争うほど大きいという彼の出身教会の牧師という方に、副牧師全員を引き連れて、松濤本部を訪ねてもらいたいと思います。たとえ、異端の教団で方相逸が出世したことは許せたとしても、クリスチャンが雲を見ながら待ち望んだのが韓鶴子だと言ってのけるほどの異端は、その牧師の方にしても絶対に許せないと思います。ぜひ、日本まで来て頂き、躊躇なく副牧師に命じて方相逸を袋だたきにしてほしいと思います。方相逸をクリスチャンとして育てた責任を取ってほしいと思います。

(9)太鼓持ちの趙誠一

■今回の人事で趙誠一は表に出るようになりました。それまでは対外協力室長とかの肩書きでしたが、本部で何をしているのかよく分からない存在でした。企画調整室の室長という肩書きで、「世界家庭」2021年5月号にメッセージが掲載されています。その生涯が偉大であったとして、大母様を称えています。

趙誠一室長

□趙誠一:第三に、「マリヤは本来なら、イエス様を誕生させた後、ヨセフと夫婦生活をしてはならなかった」という真のお父様のみ言があります。マリヤはイエス様をザカリヤ家庭で勝利的に身ごもり、その後、ヨセフの家に戻り、イエス様を原罪のないメシヤとして誕生させました。

マリヤはその後、貞節を守り、イエス様の前に独り娘を探し出せるよう協助し、イエス様が真の父母になられてから、その真の父母から祝福を受けてヨセフと家庭生活をしなければなりませんでした。しかし、マリヤはそれに失敗し、神の摂理と関係のない道を行きました。

イエス様はそのようなマリヤに対し「カナの婚礼」で叱責されました。結局マリヤは原罪のないイエス様を身ごもることには勝利しましたが、イエス様に侍り真の父母を立てるための摂理においては失敗するようになったのです。そのマリヤの生涯を蕩減し、勝利された方が大母様でした。

大母様は大父(テブ)様と結婚し、独り娘である真のお母様を誕生させた後、大父様との生活において貞節を守りその基準を勝利されました。そのことがどれほど難しいか、皆様はご存じでしょう。その生涯を勝利された方が大母様です。(「世界家庭」2021.5/P.23)

■趙誠一が韓鶴子の太鼓持ちであることがよく分かる文章です。韓鶴子の父親である韓承運を大父様と呼びます。趙誠一はこの文章で、今まで日本人食口の目に隠されていた独生女論の根幹を明らかにしてくれました。

マリヤはイエス様を産んだあと、ヨセフと夫婦生活をしたので失敗しましたが、洪順愛大母(ホンスネテモ)は韓鶴子を産んだあと、貞操を守ったのでマリヤの生涯を蕩減し、勝利した母になったと説明しています。あたかも洪順愛大母がマリヤと同使命者であるかのように錯覚させています。

マリヤがザカリヤとの間に無原罪のイエス様を産んだように、洪順愛大母が韓承運との間に無原罪の韓鶴子を産んだと言いたいのです。韓鶴子は無原罪のメシヤであるというのが、独生女論の核心なのです。

血統転換

□韓鶴子:そうして、二千年前のマリヤとは違って、大母様は独り娘を誕生させた方として摂理が分かったので、責任を果たすために家庭を捨てました。一生をメシヤ、独り娘のために生きられたのです。分かりますか?(はい)過去、イエス様を誕生させたマリヤは責任を果たすこともできずに、ヨセフと暮らしました。しかし、大母様はそのようにはしませんでした。真の父母としてみ旨を勝利しうる環境圏をつくってさしあげるために、全力投球された方です。(2017.2.25「世界家庭」2017.4/P.9)

■このように、韓鶴子自身がマリヤと自分の母親を同列に並べています。趙誠一は韓鶴子のこの考えを代弁したに過ぎません。イエス様の血統転換についていうなら、マリヤはヨセフとの婚約中にザカリヤと関係を持ってイエス様を身ごもったのであり、その後、ヨセフと関係を持ってはいけませんでした。

ところが、洪順愛大母は韓承運と結婚して韓鶴子を身ごもったのであり、その後、韓承運とは関係を持たなかったといっても、血統転換の公式には少しも当てはまりません。もし、韓鶴子が血統転換を果たして産まれたと言いたいのなら、洪順愛大母は韓承運との婚約中に、他の男性と関係を持って韓鶴子を身ごもり、その後、韓承運とは関係を持たなかったということでなければなりません。

だから、洪順愛大母をマリヤと同使命者のように考えるのは間違いです。また、上の韓鶴子の言葉に、「一生をメシヤ、独り娘のために生きられたのです」とあります。ここにも、自分をメシヤとする韓鶴子の考えが表れています。

(10)女メシヤという思い込み

■韓鶴子はいつから「独り娘」「独生女」ということを語り始めたのか、「世界家庭」で探してみると、2014年5月27日から6月13日までスイスに滞在し、アルプスの12峰を観光して帰国した、6月14日の勝利帰国祝勝会でのスピーチが、その初めのようです。

□韓鶴子:それでは天は独り子だけを創造してこられたのですか?独り娘を創造してこられました。独り子が誕生されて、復帰摂理は、独り娘と共に成されなければならなかったのですが、それが成しえませんでした。それで、イエス・キリストは亡くなられるときに、「また来る」と言われたのです。独り子の基台は生きているのです。

それでは、天の摂理歴史、キリスト教の二千年の摂理歴史とは何でしょうか?(キリスト教は)新婦を探してきた宗教です。それが分からなければなりません。(2014.6.14「世界家庭」2014.8/P.5)

血統転換母胎から02

■そして、2014年7月1日の無原罪誕生宣言が出てきます。

□韓鶴子:既成のキリスト教徒たちは雲に乗って来る再臨メシヤを待ちましたが、新イエス教、金聖道、許浩彬は肉体を持って来られるメシヤを待ちました。そして準備しました。そこに新イエス教会の李浩彬牧師の主礼で、私が誕生した歴史があります。血統転換、私は母胎からです。皆様がこれを信じなければなりません。

■2016年12月25日、韓鶴子は天正宮で以下のように語りました。

□韓鶴子:私は腹中から3代一人娘の母系として血統転換し、原罪を清算して純血で誕生した独生女だ。ところがお父様は原罪を持って生まれた。私は一人娘として生まれたが、お父様には複数の兄弟がいる。お父様が原罪なく生まれたなら、その兄弟たちも原罪がないという話になる。したがってお父様は原罪なく生まれたのではないということだ。(2016.12.25「統一教会の経典の秘密」P.9)

■韓鶴子が自分が無原罪であり、お父様が有原罪であると考える根拠として、自分は独り娘であるが、お父様には兄弟が何人もいると語りました。ここにも、洪順愛大母はマリヤのような失敗をしなかった、しかし忠母様は子供をたくさんつくって失敗しているではないかという韓鶴子の考えがあります。

自分が無原罪の生まれであるという思い込みは、自分こそがメシヤであるという思い込みと表裏一体をなしています。韓鶴子が、キリスト教二千年の歴史は、イエス様がまた来て子羊の婚宴をされると言われた、その独り娘を探す歴史であったと、何度も同じことを語り続けたその真意は、キリスト教が二千年待ち望んできたメシヤとは、独り娘の自分であるということなのです。


□韓鶴子:この世のキリスト教徒たちは雲に乗って来るメシヤを待ちますが、韓国のこの神霊な団体はどの国よりも強烈な神霊と真理で肉身をもって来られるメシヤを待ちます。それで1943年に独り娘が誕生しました。奇跡のような出来事です。(2019.4.20「世界家庭」2019.6/P.6)

□韓鶴子:雲に乗ってくるメシヤよりも、肉身をまとって独り子イエス・キリストのように誕生される独り娘に出会わなければならないのです。(2019.6.23ラスベガス大会祝勝会)

■ですから上のような言葉が出てきました。韓鶴子にとってクリスチャンが持ち望んでいる再臨主とは、お父様なのではありません。また男のメシヤでもありません。女のメシヤなのです。(→参照No.316No.322

方相逸は韓鶴子のその思い込みを十分に知っていたので、その思い込み通りのことを言って、韓鶴子を持ち上げたのです。私たちは今ごろになって、ようやくその思い込みに気がつき、驚くのです。


(11)正しい道に戻るとき

■韓鶴子を独生女と呼んでも問題ありません。独生女という言葉を問題にしているのではありません。独生女が無原罪誕生であると主張することが問題なのです。韓鶴子は無原罪誕生ではありません。

太田朝久講師は韓鶴子が堕落世界から復帰されたということをきちんと講義しています。まして、韓鶴子が雲に乗って来ると聖書に予言されているメシヤであるというのは、絶対にあり得ないことです。

家庭連合の皆様、韓鶴子がイエス様のようなメシヤですか?クリスチャンたちは天の雲に乗って来られるメシヤを待ち焦がれていますが、その来られるメシヤが韓鶴子なのですか?クリスチャンたちが待望したメシヤが韓鶴子だという方相逸の言葉は正しいのですか?

眞聖徳皇帝韓鶴子

■方相逸が語ったように白を黒と言われても、そのごとくに信じるのですか?「これには何か理由がある」として受け入れるのですか?おかしなことを教える責任者にどこまでついて行くのですか?

家庭連合の皆様は、おかしな道に迷い込んではいませんか?山の中を歩いているときに、道に迷ったと思ったら、そこで歩みを止めるでしょう。もうそろそろ立ち止まって、正しい道に戻るときではないですか?